能登英輔の「のとのーと」

札幌で役者として活動する能登英輔のブログ

 

 

ヘリクツイレブン。

コロナの影響で色々とバタバタとはしてますが、演劇シーズンに向け日々稽古しております!

今回は「ヘリクツイレブン」

ヘリクツイレブンについては多分ブログにも何回も書いてるような気もするけど、自分自身忘れてるし探すのも面倒だからまた書きます(笑)

被ってたらごめんなさい。

 

ヘリクツイレブンは今回で3回目?くらいかな?

一番最初が函館の高校生の芸術鑑賞だったからそれを入れれば4回か。

芸術鑑賞の時は開演前から高校生のテンションがめちゃくちゃ高くて、本番始まってからもすごくリアクションがよくてこっちもすごく楽しかった。

いつだったか、あの時函館で観てました!って言われたことがあってすごく嬉しかったなー。

調べてみたら2011年でした・・・

芸術鑑賞の後、ブロックで公演。

舞台と客席が近くてリフティングがやりづらかったけど、その分成功した時の一体感がヤバかった(笑)

 

その次が2013年の演劇シーズン。

コンカリ―ニョにて。

そうか。あれが7年前か。

自分の歳にすると

2011(33歳)→2013(35歳)→2020(42歳)ということか。

 

初演の時からオープンにしてるから言いますけれども。

作中にリフティングをするシーンがあるのです。

僕と櫻井とでリフティング対決的な。

100回行けば成功という形なのですが、これがまた難しくて難しくて。

上手な方とかはいくらでもできると聞きますが、僕や櫻井にとってはとんでもなくハードルが高く・・・

 

初演の時は本番期間中成功できず・・・千秋楽のカーテンコールの時に泣きの一回で奇跡的に成功できました。

今考えても奇跡(笑)

客席の「きっと無理だろうな」っていう空気から「あれ?」「お!?」「おー!?」「いけー!!」みたいな空気になるのめちゃくちゃ気持ちよかった(笑)

 

再演の演劇シーズンでは確か本番中の成功率5割くらい。

千秋楽は失敗したんだけど、これもカーテンコールの泣きの一回で奇跡の成功!

ホントあの80回超えたくらいからの足は限界だけど客席の声に動かされる感じとか周りがスローになる感じをどうにか伝えたい(笑)

でもアレはさすがにできすぎだったけどね。

 

練習のし始めのころは二桁行くかどうか。

徐々に増えて30回、40回。調子が良ければ60回とか、そんな感じでちょっとずつちょっとずつ。

これが悲しいことに人間とは慣れるものでね。

できる回数が増えるにつれてみんなの感動も薄れていくのです(笑)

これは今でも一緒。

今回の稽古で、2度ほどリフティング100回達成したのだけれども、そんなに反応もなく・・・

悲しいものです。

 

とにかく今回はリフティングのテクニックもさることながら体力面でも結構きつい。

42歳ですから!!

でもね、世の中のおじさんたちに少しでも勇気を与えられたらと思いますよ(笑)

 

リフティングだけではなく、様々な人間模様も楽しんでいただきたいです。

ぜひとも!!!


yhs 42nd PLAY/札幌演劇シーズン2020-夏

『ヘリクツイレブン』

脚本・演出:南参

8月1日(土)~8日(土)

生活支援型文化施設コンカリーニョ

一般3000円

yhsweb.jp