能登英輔の「のとのーと」

札幌で役者として活動する能登英輔のブログ

 

 

バランス。

前回書いた記事を読み直して、何だか偉そうでイラっとしました。

すいません(笑)

 

いやー、いくつになっても難しいと感じます。

バランスの取り方。

舞台観に行って、自信なさそうに演技されても腹立つけど、自信満々でも腹立ったりすることありませんか(笑)

僕だけかもしれないですけど。

やってる側だからなのかな。

そんなの気にならないくらいうまければ問題ないんですけどね、そこまででもないのに自信満々でやられても・・・って思っちゃったりすることあるんですよね。

いいところ、この「いいところ」を探るのが非常に難しい。

大体、その「うまければ問題ない」の「上手さ」はどう決まるのかっていうとこもありますし。

 

こういうこと書き始めると大体いつも人それぞれですからねっていうところに行きついてしまうんですけど。

走るタイムを競うんであればこっちの方が何秒早かったとか、何秒縮まったっていう話で済むんでしょうけど。

芝居の話だとそうもいかないですからね・・・

若いころからずーっとこんなねじ曲がった性格だったものだからタチが悪いのですよ。

ワークショップなんかもちょっと受けたことがありますけど、偉そうに言われたりすると「あなたのやり方はそうなだけだよね。」としか思わなかったし。

いや、参考にはなるんですよもちろん!

新しい発見に繋がったり、新しい道へのとっかかりにはなったりすることはあるんですけど、「ここはこういう場面だからこうしなければいけない」みたいな言われ方をすると途端に嫌になるのです(笑)

何で答えが一つみたいな言われ方されなきゃいけないんだ、という。

 

だから特に僕みたいに何も成していない奴が偉そうに語り始めると、イラっとしますね。僕自身が(笑)

昔所属していた劇団の団長が「偉くならなければ価値がない」というようなことをよく言っていたのです。

語弊があるかもしれませんが簡単に言うと、無名の者の言葉には力がないけど成功者の言葉には力がある、というようなことで。

 

どんどん歳は取っていきますが、まだまだ夢を見続けたい僕としてはしっかり自分というものを見定めつつ前を向いていかねばならないなぁとつくづく思うのです。

視野が狭くならないように、頭が固くならないようにというのは常に思ってますし気を付けてはいるんですけど、自分では気付かなかったりしますからね・・・

このブログ、結構同じようなことたくさん書いてると思いますけど、自分自身への確認のためだったりもします。

客観的に見れなくなってしまうと変な方向に行ってしまうことがあると思うので。

 

わかっていてそうしているのか、わからずにそうなっているのか。

自分自身への理解と納得はしていかねばならないことだと思っています。

とか何とかまた長々と真面目っぽい話書いちゃったので、もうやめます。

わーい!