能登英輔の「のとのーと」

札幌で役者として活動する能登英輔のブログ

 

 

終演。

ダブリンの鐘つきカビ人間

 

全ての日程を無事に終えることができました。

正直な話、稽古が始まる前はちょっと厳しいのではないかと思っておりました。

稽古が始まった8月の少し前からまたコロナ感染者が増え始めており、色々なイベントが自粛になったりメンバーに陽性の方が出たりで中止になったり。

主催のクラアク芸術堂さんは気が気ではなかったと思います。

改めて、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!!

 

終演後三日が経ちましたが、終わったなぁ、終わっちゃったんだなぁ。という感じです。

非常に楽しかった。

稽古中も本番中もめちゃくちゃ楽しかったし勉強になりました。

大王こと後藤ひろひとは「僕のコメディはお客さんの笑い声が入って初めて完成する」とおっしゃっていた通り、お客さんにもたくさん盛り上げていただきました。

コロナの関係で客席を間引いたり、コロナ禍で客足が遠くなったこともあり、100人を越えるお客さんを前にするのは久しぶりでした。

ちょっと緊張しましたし、あれだけの拍手をいただいてとても感動しました。

 

役のお話ですが。

今回は「市長」をやらせていただきました。

楽しかったんですけど、やっぱり難しかったですね。

昔からそうですが自分の声の軽さというものにずっと悩んで・・・いやもう悩んではいないんですけど威厳というか強い声を出さねばいけない時に苦労するんですよねー。

ずっと課題。

 

作品の中で過去と現在のシーンがあるんですが、そこで全く違う雰囲気を出したかったのですが見た目がちょいと強烈な分、できていたのかどうか・・・と(笑)

見た目の話ですが・・・カツラとヒゲ。

これは何と言いましょうか。武器にもなるし弱点にもなるものですね。

まあ、でも大王から市長のヘアメイクに関しては「うさん臭さ」を出してほしいというオーダーだったそうなので、そこはクリアできていたのではないかと思います(笑)

ただ、ブロマイドを販売していたのですが、僕だけビジュアルが違っていいのだろうかと思いましたけど、特に誰からも何も言われませんのでいいのでしょう(笑)

メイク・ヘアメイクはyhsのもがとモリが担当してくれていて大変そうでした・・・

なるべく迷惑をかけないように普段メイクが苦手な男性陣も自分たちでどうにかこうにかやっておりました。

過去のダブリンを見た時に、魅力的なキャラクターがたくさん出てくる中で、市長と神父がとても好きだったのです。

その市長を演じられたことはとても嬉しかったですね。

わかりやすーい悪役ではありましたが、ちゃんと受け入れてもらえたかな。

神父とのシーンは、神父役のキタラタカシ君と初めての共演だったにも関わらずめちゃくちゃやりやすかったです。

呼吸が合うと言いますか。

黄金バッテリー感が出てれば嬉しいです(笑)

 

細かいとこ話し出すと収拾がつかなくなりそうなのでこの辺で。

とにかく今は無事終えられたことに感謝!

ご来場いただいた皆様、応援してくださって皆様に感謝!!

大王、クラアク芸術堂、そして公演の機会を作ってくれた田中温子ちゃんに感謝!!!

楽しかった!!!!!

 

いつかまたやれる機会を信じて、終演のご報告とさせていただきます!

皆様、本当にありがとうございました!!!!!!!!!!