能登英輔の「のとのーと」

札幌で役者として活動する能登英輔のブログ

 

 

三冠。

将棋の藤井君、いやもう藤井君なんて言ってられないか。

藤井先生。

昨日、叡王を奪取して三冠!

これは本当にすごいことで・・・

現在、将棋界は8大タイトルなのかな?

他にもNHK杯日本シリーズ等もあるけど、大きくは8つ。

名人、竜王、王将、王位、王座、棋聖棋王、そして叡王

ひとつのタイトルを取るだけでも物凄いことなんですけど、っていうかそもそもプロ棋士になること自体がすごいことなんです。

神童と言われる子たちが集まって、その神童達の中のひと握りがプロになるわけで、さらにそのプロの中でタイトルを取ることができるのはほんの数人。

「プロ」というのはスポーツの世界でもそういうものなのかもしれませんが。

それにしても10代で三冠とは。

複数タイトルをとるというのはひとつのタイトルを持っているよりも相当大変だそうです。

ものすごく調子のいい棋士の方が複数タイトルをとった途端に調子を崩したりすることもあったりするんです。

やっぱりタイトル戦が増えればその分移動やイベントも増えますからね。

名人戦竜王戦王将戦は二日制なので、移動や前夜祭等のイベントを含めると最低でも四日はかかるわけです。

そこに取材やら何やら入ってくるわけですから、時間がどんどん削られていくんだと思います。

 

僕の大好きな羽生さんは現在タイトル99期なんです。

羽生さんが20代30代のころは7大タイトルだったんですけど、単純な計算で三冠を33年続けなければいけないのです(笑)

そんな中、将棋普及のためのイベントやメディアでの活躍をされてて本当にすさまじい方だなと改めて思います。

まだまだ応援していきたいと思いますが、藤井君の活躍を見てるともしかしたら羽生さんの記録に迫るんじゃないかという気すら起きてきます。

苦手と言われていた豊島竜王から叡王の奪取、王位の防衛。

そして来月からはその豊島君と竜王位をかけた七番勝負。

豊島竜王と同じく現在将棋界トップクラスの渡辺名人や永瀬王座にもここのところ完勝しているので、この先どこまで行くのだろうかという期待感でいっぱいです。

 

僕はというとまだまだ将棋ウォーズの1級に留まっております(笑)

初段から落ちてしまってから、また頑張ってもう少ししたらまた初段に上がれそうっていうところから大連敗をしまして、また1級の真ん中くらい。

変な言い方ですけど、負けてこんなに悔しがれるって将棋っていいなとよく思います(笑)

僕みたいな素人でも、もう将棋指したくない!ってくらい悔しいですからね(笑)

もう棋力の伸びはないのかもしれないですけど、少しずつでも強くなれたら嬉しいなぁ。