能登英輔の「のとのーと」

札幌で役者として活動する能登英輔のブログ

 

 

挨拶。

先日、仕事で早朝から釧路に向かわねばならず、朝の6時前くらいに地下鉄に向かって歩いてたんです。

とあるパン屋さんの前を通った時に、お店の前を掃除していたおばちゃんに「おはようございます」と声をかけられたんです。

何かわからないけどすごく嬉しくて「おはようございます!」と返して気分良く地下鉄に向かいました。

 

通学中の小学生に挨拶しただけで通報されてしまうこのご時世。

挨拶の素晴らしさを再認識した方がいい!

釧路への移動とか釧路での仕事とかは割としんどかったけど、それでも「朝気分がいいことがあったしな」って頑張れたんです。ホントに。

自分が単純なだけというのもありますけどね(笑)

 

そうそう。

朝気分がいいことがあったおかげで、という話なんですけど。

Twitterとかには書いた話。

その出張があった日、釧路では雨が降っていたんです。

札幌では降ってなかったので傘を持ってきておらず、JRのセブンイレブンで傘を購入しました。

釧路での仕事を終えて、また札幌に帰るわけですが、僕はJRに乗るだけだし札幌では雨も降っていないらしい。

となると傘は不必要なわけで。

でも釧路は結構な雨。

・・・そうだ!誰かに傘を差し上げよう!

と思い、セブンイレブンで待機。

しかし釧路は朝から雨だったからわざわざ買う人も少なくて。

15分くらい待ったかな?

ようやく傘を手にする方が!!

怪しまれるかな、と思ったんですけど思い切って「傘お買いになられるんですか?」と聞いてみました。

「え?あの、そうなんです、忘れてきてしまって・・・」と何だか動揺させてしまったようで。

「僕JR乗るだけなんでよろしければこちらどうぞ。」と傘を渡すと、最初意味がわからなかったようでちょっと停止していたんですが、少しすると「え・・・え?いいんですか!?」って最終的にはものすごくいい笑顔をいただきました。

不審に思われなくて良かった!

いや、思われてたのかもしれないけど(笑)

 

いい笑顔ももらって、こちらもとても気持ちよかった。

自己満足なのかもしれない。

でも、それでもいいじゃないか。

偽善、自己満足、大いに結構じゃないか。

誰にも迷惑かけてない。僕は気持ちよかった。良いことしかない!

 

朝の挨拶によって気分が良かったおかげだと思うのです。

仕事で疲れきっていたら誰かにこれあげたら喜んでもらえるかも!って思わなかったかもしれない。

朝のおばちゃんも僕がこんなに喜んでるなんて思ってもみないだろうけど(笑)

おばちゃんが僕の気分を良くしてくれたおかげで、僕は少なくとも一人を笑顔にすることができたのです。

おばちゃんありがとう。