能登英輔の「のとのーと」

札幌で役者として活動する能登英輔のブログ

 

 

難。

人ってのは割と自分の型にはめたがる。

自分の思っている枠からずれると「それは違う」と。

だからこうしなさい、こうした方がいいと勝手な型にはめたがる。

みんながみんなそうではありませんけどね。

 

自分自身、そうなってるよなぁって思うことも結構ありまして。

5歳になったばかりの息子と遊んだりしてるとよく反省します。

例えば塗り絵とかやってても、好きなところに好きな色をぶわーっとやるものだから「こうやって塗ると綺麗に塗れるんだよー」って言うんですけど、「ここにこの色を塗りたいの」と言われてハッとするんです。

そうなんですよね。

別に綺麗に塗りたいわけじゃなくて、そこにその色を塗ってみたいっていうだけだったり、ただ汚してみたいとかそういうことだったりするんですよね。

綺麗に塗りたくて、でもできないっていう時にやり方をアドバイスするべきであって、やりたいことを最初から否定してしまっては良くないなと反省します。

 

人は好きに生きるべき、と常日頃思ってまして。

人それぞれでいいじゃない。

もちろん人に迷惑をかけない、ということが前提ですけどね!

誰に迷惑をかけるわけでもないのであれば好きにしたらいいと思うのですよ。

「誰にも迷惑をかけない」っていうのがこれまた大変なことではあるんですけど・・・

息子に対しても非常にその辺りが難しくて。

 

「ルール」の定め方が難しいんですよね。

何故そうなるのか、どうしてそのルールから外れるとダメなのか。

こっちがしっかりとした答えを持たずに安易に言ってしまって、「何で?」って言われたときに焦るんですよ。

「あれ、何でなんだろう?」って(笑)

小さい時に母親とかに「いいから言うこと聞きなさい!」みたいに言われるのって多分そういうことなんだろうなぁと。

だからなるべく簡単な答えでいいから自分の中で成立しているものは持っていなきゃいけないなと思うのです。

ホント簡単でいいと思うんですけど。

「目が悪くなるから」「バイ菌がつくから」とかそういう簡単でも、何かしらのしっかりした答えがあれば本人も割と納得するんです。

 

親は子供と一緒に成長するってよく聞いてましたけど、本当にそうだと思いますね。

今日書いてきたこともそうですし、割と深いことを急に聞かれたりしますしね。

最近は特に「何で?何で?」っていう時期のようですし。

先日は「この世界は何でできてるの?」と聞かれてしばらく黙りました(笑)

 

教えてください、この世界は何でできてるんですか!